台風の日も登園アリ?保育園の対応は?

2021.04.04
お役立ち情報
台風の日も登園アリ?保育園の対応は?

地球温暖化の影響か、台風の頻度や規模も昔とは変わりました。どんな時も冷静に対応して、子ども達や保護者の安全確保に努めましょう。

台風が来る、または台風が近づいているときの保育は注意が必要です。
子どもたちや保護者の安全を確保するため、保育士はいつも以上に様々なことに気を配る必要があります。

私の勤めている保育園での例をもとに、台風の日の登園や対応についてご紹介します。

 

■台風の日も登園はあり?

台風の日といっても、警報の出具合いによってその日取られる対応は異なります。

一般的に大雨・洪水・雷警報だけでは、園が休園になることはまずありません。しかし暴風警報が出てしまうと、保育園は休園を検討し始めます。

私の経験では朝6時の時点で暴風警報が出ていれば、午前中休園。もし10時以降に暴風警報が解除されれば、午後12時から開園するとしていました。しかし10時を過ぎた段階でまだ暴風警報が出ていれば、その日は1日休園となります。
そのため時間単位で警報をしっかりチェックする必要があります。

また保育中に暴風警報が発令された場合には、保護者に連絡してすぐにお迎えに来てもらう必要があります。

 

■保育園の対応は?

台風が来る前
もし翌日に台風が来そうな場合は、遊具や風で飛ばされそうなものは全て片付けて、子どもたちが安全に過ごせるように配慮します。

台風当日
開園するかどうかの判断や、出欠の連絡など、台風の日は通常よりも電話対応が多くなります。
そのため開園時間には、ある程度保育士の人数がそろっている必要があります。通常よりも余裕をもって出勤しましょう。

予定よりも急激に天気が悪化する場合は、保護者に連絡をし途中で子どもたちのお迎えをお願いすることもあります。

台風の接近に伴い、公共交通機関を使っている保護者はお迎えが遅れることが多いです。保護者の安全も大切ですから、連絡があったら急かすことなく、気を付けて来てもらいましょう。基本的に保育園は最後の1人が帰るまで保育をしています。

 

まとめ

台風は自然災害なので、進路の予想はできてもコントロールはできません。
どのような影響が出るか前もって予測し、先手先手で対応をすることで、どんな時も子ども達を安全に保育できるように努めましょう。

警報が出た時の対応

警報が出たときは速やかに保護者の方にお迎えに来てもらう必要がありますが、保護者の安全も大切。
最後の1人が帰るまで保育士はいるので、急がず来てもらえるようお知らせします。

子どもたちの安全第一

台風の時といえど保育士は出勤しないといけないので大変ですが、子どもたちの安全、安心が最優先なのは日常と同じです。