都城市は宮崎県の南西部、鹿児島県との県境にある都市です。人口は約16.2万人で、宮崎県内では宮崎市に次ぎ2番目に人口が多い都市です。宮崎県と鹿児島県を結ぶ、交通・物流の拠点都市として近年発展傾向にあります。元宮崎県知事の東国原英夫さんの出身地です。

都城市の待機児童は2019年までゼロですが、保育士が見つからないために保育所に入所できない「空き待ち児童」がいる状態です。都城市では保育士さんの負担を減らすことで保育士のなり手を増やそうと施策を行っています。

子育て支援員の育成

県が行っていた子育て支援員の育成を市でも行い、また子育て支援員が保育士資格の取得を目指す場合にも、通信講座などの費用を負担しています。

保育士サポーターの設置

保育施設で、清掃や消毒、行事の準備といった雑務を担う「保育士サポーター」の設置を支援しています。保育士さんがより子ども達との時間に集中できることが狙いです。

保育施設への費用補助

保育施設でのICTの導入や、園舎建て替えなどの費用を補助しています。

小規模保育園の設置推奨

特に空き待ち児童の多い0～2歳児の受け皿として、小規模認可保育園の設置を支援しています。

転職応援補助金の支給

都城、三股町、曽於市および志布志市以外の地域から移住し、かつ都城市内で就職する人に対し、引っ越し業者の費用や家賃代として転職応援補助金を支給しています。