エプロンは保育士の象徴、オススメの選び方を紹介

2021.04.04
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エプロンは保育士の象徴、オススメの選び方を紹介

保育士といえばエプロン姿が思い浮かびます。エプロンは母性を象徴するようなアイテムで、身につけているだけでどこか安心感がありますよね。そんなエプロンですが実は選ぶときにはいくつかのポイントがあります。今回はエプロンのそもそもの目的や選び方についてご紹介したいと思います。

エプロンの目的とは?

保育士がエプロンを使用する理由は主に汚れの防止、そして感染予防です。

衣服の汚れが気になってしまうようでは保育士の仕事は務まりません。エプロンは汚れに強いので、園児の食事や排泄のサポート、さらには工作活動の際に効果を発揮します。

通常の衣類と違いサッと脱いで着替えることができるので、もし汚れてもすぐに切り替えることができますし、感染予防としても優れています。

また保育士を象徴する服装でもあるので、エプロンはいわばユニフォームのような存在です。身につけることで仕事のスイッチが入る方も多いでしょう。

エプロンの選び方

エプロンの種類

大きく分けて3種類あります。

  • ・腰から下だけ身につけるタイプ (カフェエプロン、ウエストエプロン、ソムリエエプロ ンなど)
  • ・ベーシックな胸当てタイプ(フルエプロン、ビブエプロンなど)
  • ・袖が付いているのが特徴の割烹着タイプ(スモック)があります。

保育士は園児を抱っこする機会も多く、よだれや鼻水など上半身の汚れが付きやすいです。なので、保育士が選ぶのは基本的にベーシックな胸当てタイプか、割烹着タイプになります。

胸当てタイプの中でも特に、肩幅の広い「ラン型」は肩の紐がズレにくく動きやすいのでオススメです!

また保育士のエプロンは紐でしばるよりも、ボタンで留めるタイプのエプロンを選びましょう。紐で結ぶタイプは園児が絡まってしまう恐れがあります。ボタンも誤飲の危険はもちろんあるのですが、ボタンのないエプロンというのはほとんど存在しません。ボタンが緩んでいないかのチェックは忘れずに行いましょう。

機能や素材の選ぶポイント

まず機能として大切なのはポケットです。仕事の効率に直結するので必ず付いているものを選びましょう。

できるだけ大きいものか、複数あるタイプがオススメです。ポケットはタオルやティッシュ、メモ帳にペンなど、サッと取り出して使いたいものを入れる時に便利です。また園児が急に落ち葉や拾ったものをプレゼントしてくれる時があります。そのまま捨ててしまうのは園児の気持ちを台無しにしてしまうので、そういった時にもポケットは役に立ちます。

素材のオススメは綿×ポリエステルです。

ポリエステルは通気性の良い素材であり、また毛玉になりにくいのも大きな特徴です。ガシガシ洗濯をしても大丈夫ですし、洗濯後はドライタッチで乾きやすいところもメリットです。エプロンはヘビーローテーションにも耐えうる素材を選ぶようにしましょう。

季節の違い

通年に関しては前述した綿×ポリエステルがオススメですが、季節によって変化させることでより快適なエプロンの使用をすることができます。

夏場は暑いので、背中がH型になっているものが便利です。H型は背中が大きく開いているので通風通しが非常に良いです。前述した綿×ポリエステル素材と合わせて選ぶとより効果的に使用できます。

冬場は防寒対策として、袖付きの割烹着タイプがオススメです。特にフリース素材は軽くて暖かいので真冬にも重宝します。袖口にゴムが付いていれば、サッとまくりあげて使用することもできるので、いざという時にも便利です。さらに抱っこする機会の多い乳児を保育する場合は、後ろ開きのタイプを選んでおくと引っかかりがなく安心して着用できます。

デザインは職場の規定に従いましょう

エプロンのデザインは主に3種類。無地のもの、柄のもの、キャラクターものが存在します。

まずは園によってルールが違うので園の方針に従います。その上で自分なりの個性が出るようなエプロンを選ぶのが良いでしょう。

無地のものは保護者にしっかりした印象を与えます。カラフルなものは視認性が高く子どもたちからも先生の見分けが付きやすいです。そしてキャラクターものは会話のきっかけとして園児と非常に盛り上がります!なかには園児が喜ぶ仕掛けを凝らしたエプロンなどもあるので、ルールの範囲で楽しんでみてください。

エプロンは複数持っておきましょう

保育士のエプロンの選び方についてご紹介しました。エプロンはできれば4~5枚持っておくと便利です。汚れたエプロンを放置してしまうと雑菌が増えてしまいます。汚れても安心して替えが使えるぐらいの枚数は最低でも持っておきましょう。ぜひ自分に合ったエプロンを見つけてみてください。