保育園で資格なしで働く保育補助の仕事内容とは?
- 2021.04.04
- 保育園について
子どもの世話をする仕事をしたいけど保育士の資格を持っていないから…と諦めていませんか? 「保育補助」の仕事ならば、保育士の資格を保有していなくても仕事に就くことが可能です。 この記事では、無資格から保育の仕事を始めたい方に向けて、「保育補助」の仕事内容をご紹介しましょう。
保育補助とは?
「保育補助」とは、認可・認可外保育施設、小規模保育園、学童保育所、託児所などの保育施設にて保育士のサポートをするお仕事です。
「保育補助」は保育士さんの補助として働くため、
資格を保有していなくても働くことができます。
「保育補助」はパート・アルバイト採用が多く、保育士を目指す学生が保育の現場を体験する目的で働くケースも見られます。
保育士のサポートといっても、ほとんど保育士の仕事内容と変わらないため、保育士と同等の知識と経験が求められます。
保育補助の仕事内容
保育補助の仕事内容は、子どもと一緒に遊んだり、寝かしつけ、おむつ替え、食事のサポートの他にも、掃除、洗濯、片づけ、行事の準備など幅広いです。
保育士不足の保育園の場合、保育補助の仕事内容は保育士とほとんど変わりません。
保育士同様のスキルが求められる傾向にあるため、保育士の資格がある人が優先的に採用されます。
保育士の数が十分に揃ってある園の場合は、保育補助の仕事は掃除や片付けといった雑用が多いです。
いずれにしても、保育補助はクラスを担当することはなく、担当の保育士と連携を取りながら、保育環境を整えることが大切です。
保育補助の求人が増えている理由
近年、「保育補助」の求人が増えたのは、共働き家庭の増加、ライフスタイルの変化によって早朝や夜間の保育需要が増えたことが挙げられます。
現状の保育士だけでは保育園の運営が難しく、無資格・未経験の保育補助が求められているのです。
都市部で問題が深刻化している待機児童や保育士不足といった課題を解決するため、保育補助の求人が増えています。
保育補助の求人は公立保育園、私立保育園でも多くなっており、正社員・契約社員・パート・アルバイトなど幅広い労働形態があります。
自分のライフスタイルに合わせて、働き方や勤務時間や休日を選ぶことが可能です。
無資格で保育補助になるには?
保育補助になるために必要な資格はなく、無資格・未経験でも働くことが可能です。
ただし、小さな子どもを預かる責任があるため、育児や保育に関する知識は身につけておきましょう。
また、子ども相手は体力勝負のため、しっかり健康管理をすることも大切です。
幼稚園教諭や保育士の資格はなくても、保育園・幼稚園で子どもに関わる仕事をしたい方に最適です。
保育補助の働き方
保育補助は正職員採用よりもパート・アルバイトとして働くケースが多いです。
保育補助の全体で見ると、正社員は10%、パート・アルバイトは90%を占めています。
午前または午後のみ働く短時間勤務や週休2日・8時間勤務のフルタイムパートなど様々な形態があります。
保育補助は比較的自由な働き方が可能になるため、
保育の仕事を学んでいる学生や子育ての経験を活かしたい無資格の方も働きやすいでしょう。
保育園によって保育補助の仕事内容、勤務時間・日数は変わりますので、希望の条件に合った職場を探しましょう。
まとめ
今回は、保育士の資格なしでも働くことができる「保育補助」の仕事内容をご紹介しました。
子どもに関わる仕事に興味がある方、保育の仕事に関心がある人は検討してみてはいかがでしょうか?