【3~5歳児の保育】保育士の仕事内容とやりがい・大変なことは?
- 2021.04.01
- 保育園について
保育士の仕事内容は、預かっている子どもの年齢や職場によっても変わってきます。 3歳から5歳の子どもを預かる保育園はどんな仕事内容、やりがいがあるのでしょうか? 今回は、3歳から5歳の子どもを預かる保育園で働く保育士の仕事内容を見ていきましょう。
3~5歳児を預かる保育士の仕事内容
3~5歳児は食事、トイレ、着替えなど身の回りのことは自分でできる年齢です。
遊びも体を大きく動かして激しくなるので、子どもの健康や安全を守りながら成長を促します。
言葉を覚えるスピードも早くなっていき、情緒の安定を図りながら、自立心や好奇心、言葉の発達などを促します。
3~5歳児を預かる保育士の職場
保育士の職場といえば、「保育園」が思い浮かべる方が多いかと思います。
保育園は認可、認可外、私立、公立などの区分があります。
保育士の仕事はイベントの準備、保育計画、保育日誌など書類の作成、教室の装飾など幅広い業務です。
保育士の職場は、他にも「認定こども園」、「小規模保育園」「企業内保育所」などの様々な施設があります。
「児童養護施設」、「知的障害児施設」、「乳児院」、「母子生活支援施設」などで活躍する保育士も多いです。
近年、保育士が働く職場は広がっており、美容院や歯科医院、商業施設の中に保育士が常駐された託児所も増えています。
保育園と一口に言っても、保育方針や立地によって
職場環境や仕事内容は変わってきます。
3~5歳児以上のクラスを担当するやりがいは?
3歳以上のクラスは担当するやりがいは、運動会やクリスマス会など年中行事のイベントを成功させた時に実感します。
職員同士で協力しながら大きなイベントを無事に達成した時に大きなやりがいを感じられます。
トラブルが起こった時も職場同士で乗り越えて保育士としての仕事にも誇りと自信に繋がります。
3~5歳児のクラスは子どもたちをまとめるのが大変なことが多いですが、卒園まで育てて送り出せる時は胸がいっぱいになるでしょう。
保育士は子どもの保護者が働いているため、自然と多くの保護者を助ける社会的貢献度も実感できます。
保護者から直接「ありがとうございました」と感謝されることも多く、社会に必要不可欠な存在だと感じられます。
子どもが3歳児になると、保護者から「子どもに落ち着きがない」「成長が遅い」といった様々な悩みを相談されることも多いです。
保護者から相談を受けると、自分の役割や責任を再確認し、強い信頼関係が築くことができます。
3~5歳児以上のクラスを担当する大変なことは?
3~5歳児のクラスは年間のイベントが多く、厳しい労働環境となり、保育士の負担は大きいです。
早朝から夜遅くまで開所している保育施設の場合、保育士の労働時間が長く、業務負担は大きくなります。
また、園長・主任保育士、勤続年数が長い職員との人間関係に悩むケースも多く見られます。
厳しい上下関係、保育観のズレを感じて早期退職してしまう保育士も少なくありません。
3~5歳児以上のクラスは子ども同士のケンカや好き嫌いが激しくなり対応に困る若手の保育士も多いです。
子どもにとって、仲間のケンカにはコミュニケーション能力を育てる要素もあり、翌日は忘れて仲良くなっていることもあります。
保護者に相談されたときは、他にあったエピソードを交えて安心してもらえると良いでしょう。
保護者が園の保育方針を理解してくれると、保育士と良い信頼関係を築いていくことができます。
まとめ
3~5歳児のクラスを担当する保育士は子どもの成長に関わることができる喜びと社会的貢献度も感じられます。
保護者からは心の支えとなる存在と感じることも多く、仕事の責任感も強くなるでしょう。
大きなイベントが近くなると業務が増えて大変なことも多いですが、かけがえのない体験ができます。