オンライン面接で失敗しないコツ

2021.03.31
転職マニュアル
オンライン面接で失敗しないコツ

オンライン面接とは、パソコンやスマートフォンを使ってオンライン上で面接を行うものです。WEB面接とも呼ばれており、各種ビデオチャットツールやアプリケーションを使用して、ビデオ通話形式で行われます。インターネットがつながる環境であれば、遠隔でも場所を問わずにコミュニケーションが取れることが最大の特徴です!

今後増えていくオンライン面接

近年のテクノロジーの進化に加えて、2020年は特にコロナウイルスの影響もあり、今増加している面接形態の1つといえます。

オンライン面接のメリット

時間と費用がかからない

今までの面接といえば、応募者が面接会場まで足を運ぶのが一般的でした。

しかしオンライン面接では、インターネットがつながる場所であれば世界中のどこでも面接を受けることができます。

そのため電車やバス、時には新幹線や飛行機を利用して足を運んでいた時間や交通費などのコストを大幅に削減することが可能になりました。

これにより地方と都心での就職活動の格差がなくなり、今後はますます平等に選考の機会を得ることができるようになるでしょう。

落ち着いた場所で受けられる

今までは面接会場に向かい、慣れない場所で緊張しながら面接を受けることも多かったかもしれません。

一方、オンライン面接は自宅でも受けることができるため、普段のリラックスした環境で面接を受けることができます。

落ち着いて面接官と話すことで、良いパフォーマンスを発揮しやすくなります。

自宅以外でも、自分で落ち着ける周辺環境を選んでWEB面接を受けることができるので、余分な緊張を抑えて本来の自分らしさを出せる環境を選びましょう。

オンライン面接は事前準備が命

便利なオンライン面接ですが、対面との違いを把握し、ポイントを抑えておかないとかえってマイナスの印象を与えてしまうことになります。

特に重要な準備についてご紹介します。

通信環境

ビデオチャットツールを使用するため、使用機器によっては膨大なデータ通信量が発生し、上手く接続できないなどの不具合が起きてしまう恐れがあります。

そのため、自宅で面接を受ける際にもインターネット環境をよくすることが必須条件と言えます。

インターネットの回線トラブルや不具合などがあれば事前に直しておくのがおすすめです。

またオンライン面接で使用するツールやアプリの基本操作に関しては事前に確認をしておきましょう。

当日になって焦ってしまっては元も子もありません。

周辺の環境

音声でやり取りをするため、周囲に騒音や雑音がなかったり、人やペットがいないかの確認をしましょう。

面接官の声が聞き取りにくかったり、自分の声が届きにくいなどがあると、面接の印象も悪くなってしまいます。

自宅を基本としつつも、自宅が難しそうであれば車の中や、有料レンタルスペース、完全個室のインターネットカフェなども利用候補としてはおすすめです。

またオンライン面接ならではですが、「背景」にも気を使いましょう。

パソコンのカメラは想像しているよりも画角が広いため、背景に物が置いてあったり壁に何かかけてあるとカメラに映りこんでしまうかもしれません。

自分以外のものに目が行ってしまうと、面接官の集中力にも影響します。

特に生活感が出るものや、文字、絵などは注意する必要があります。

キチンとした印象を与えるためにも、物を置いたり、壁に何か掛けたりしないよう気を配っておきましょう。

身だしなみ

対面の面接と同様にキチンとした服装で受けるようにしましょう。

オンライン面接とはいえ、面接官は応募者のことをしっかり見ています。

シワが寄っていたり汚れがあるような服装、また室内着のようなリラックスした服装や上半身しかカメラに映らないからと、上下で服装を分けるようなことも避けた方が無難です。

髪型もいつもどおりの清潔感を意識しておきましょう。

またオンライン面接ならではの注意点とし、表情が明るくなるように照明などを準備しておくことをおすすめします。

顔が白くなるほどライトを当てる必要はありませんが、動画撮影が初めてだと自分が思っている以上に顔が暗く見えることがあります。

これは上手く照明が当たっていないから起こることで、対策としては顔の下に白いハンカチや紙をおいて、照明が反射して顔にあたるようにしておくのが手軽で効果的です。

他にも自然光の当たりやすい場所を選ぶといった対策もおすすめです。

面接前にはカメラに映る自分の顔を確認して、顔の映る範囲を見ておきましょう。

アングルは下から撮ると偉そうに見えるため、正面に近い角度にしておくと印象が格段に良くなります。

その他の事前準備

面接の際には、自分の身の回りにペンとメモ帳、必要な資料の用意を忘れずにしておきましょう。

特に応募先の資料は読み込んでおき、しっかりと情報を理解しておくことが大切です。

面接を受ける際に、自身が園についての理解が深いことをアピールすることができます。