みんな最初は苦手!上手なレクリエーションの進め方
- 2021.03.11
- お役立ち情報
新人保育士になってドキドキする事はたくさんあります。参観日、家庭訪問、行事の司会などは特にドキドキ。1年の中で必ずやってくる行事です。
今回は「上手なレクリエーションの進め方」をお伝えしていきます!
■私の失敗談
保育士になって1年目の事です。初めて参観日で親子の前でエプロンシアターを行う事になりました。演じたのは「3匹のヤギのガラガラドン」でした。よく知っているお話だったのでしっかりとセリフを覚えるよりは、アドリブで話を進めていくことにしました。子どもも大人も集中して聞いていてくれたので安心していましたが、1番大きなヤギとトロルが戦うシーンで盛り上がってしまい、
「えい!えい!」
「やーやー」
「パクリ」
と最後に大きなヤギがトロルに食べられてしまいました。「シーーーン」と会場が静かになってしまい頭が真っ白になりました。先輩が心配そうに見ていてくれました。その後は大きなヤギがトロルの口から出てきた、という設定で話をつづけました。怖い体験でした。
■緊張を感じ乗り越える
私が失敗した時先輩は「失敗する事で失敗しない様になるから大丈夫だよ!」と教えてくれました。失敗を繰り返して数をこなしていくうちに、だんだん緊張せずに出来るようになるという事でした。最初からうまくやろうとせずに失敗しても大丈夫!と思う事で、気持ちが楽になりリラックスできると思います。怖がらずに前に出る事を積極的に体験してください。
■声のトーンが大事
子どもたちに聞いてほしいそんな気持ちから、声がどんどん大きく早くなってしまう事があります。声は聞こえないほど小さくては困りますが、ほどほどの大きさの声でゆっくり話す事をお勧めします。
緊張して早くなってしまう気持ちはよくわかりますが、子どもたちが良く話を聞いてくれる声のトーンや速さを見つけられるといいですね。
■手遊びを覚えよう
司会で保育士が前に立ったのに、なかなか子どもたちが静かになってくれないなんてことがよくあります。そんな時役に立つのが手遊びです。緊張している新人の時には自分の得意な自然に歌う事の出来る手遊びを3つぐらいは作っておくことをお勧めします。
どんな時に役にたつのか?
■静かになってもらいたい時
■場をもたせていなければいかない時(準備の間など)
■子どもが飽きてしまって気分転換してほしい時
などです。是非得意な手遊びを見つけてください。
まとめ
■みんな失敗を体験しています。
■緊張を体験して緊張を乗り越えることができます。
■子どもたちが良く話を聞いてくれる声のトーンや速さを見つけましょう。
■得意な手遊びを3つぐらいは作っておくことをお勧めします。