実習生の対応は意外と楽しい!受け入れのポイント

2021.03.11
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実習生の対応は意外と楽しい!受け入れのポイント

実習生を受け入れる為に、準備しておくことや指導方法など園によって様々だと思いますが、実習生にとっては、たくさん学び吸収し、保育現場はどんなものかを経験してもらうことが大切です。そして「保育に関わることをしたい!」と思えるような実習をしてもらうために指導していくことが大切になります。具体的にみていきましょう!

実習生を受け入れるポイント

■実習生を受け入れる環境作り

実習生は初めは緊張していると思うので、まず保育士の方から声を掛けてあげることを心掛けることです。不安なことや分からないことはすぐに聞けるような環境作りが大切です。保育士とのコミュニケーションがある、ないとでは実習生にとって気持ちが大きく違うものです。すぐに聞けるように実習生を担当する人を決めておくとなお良いです。

 

私の経験では、実習生も一緒に保育士と食事をし、心配や分からないことがないか、またたわいもない話をして話しやすい環境作りをしていました。

 

■実習生に指導する際の伝え方

実習生が間違っていることやできていないことがあるときは「ダメ!」と指摘するのではなく、

・何でダメなのか

・保育士はどんな風にしているか

・どんな理由がありこうした方が良いのか

など、具体的に伝えてあげることがとても大切です。

 

■実習簿の添削のポイント

実習生は、慣れない環境で緊張しながら実習を行い、疲れて帰ってから実習簿を頑張って書いています。実習簿を添削する保育士も大変ですが、未来の保育士になる子の為だと思いながら丁寧に添削を行っています。保育士の動きを書いている場合、こちらの保育の意図ととらえ方が違う場合は分かるように「なぜ」「その時に」「そうした」など丁寧に添削してあげてください。

 

また、ダメなところではなく頑張っていた所、良かった所などを書いてあげるとモチベーションも上がり自信もつくかと思います。

 

■子どもたちと楽しめる時間を設ける

子どもたちと楽しい時間も設けられるように、ゲームをしたりコミュニケーションを取れる時間が初日に少しでも作れると良いです。初めは子どもたちも実習生に距離があると思うので、早い時期からお互いの距離が縮められるように、一緒に過ごす時間を設けていくことは大切になります。

 

まとめ

■実習生の受け入れを保育園側もしっかりしておくことで、実習生にとっても安心してもらえる

■その人が良い園だったと思ってくれることで将来も楽しみになる

 

実際、実習生が実習した保育園に卒業してから入社して来る人というケースもあります。その理由は「先生たちがフレンドリーに話してくれて印象が良かった。」「実習を褒めてくれて、丁寧に教えてくれた」ということです。

 

また、実習生から保育士がこうしたあそびがあるんだ!こういうところ良いな、などと学ぶこともあるので実習生の受け入れは楽しいといえます。