園児の怪我!働くママへの連絡方法は?
- 2021.04.04
- お役立ち情報
子どもは怪我から学ぶことも多いですが、痛い思いはしてほしくないのも親心。子どもが怪我をしてしまった時、きちんとした対応を取ることで、保護者とのトラブルを回避できます。
保育士がどんなに気を付けていても、元気いっぱいに遊ぶ子ども達は怪我をしてしまうものです。
そんな時、働いているお母さんに連絡をするのはとても気を遣いますよね。
保育園で子どもが怪我をしてしまった時に、どのようにお母さんへ連絡を取ればいいのかをお伝えします。
■連絡手段
まず、働く保護者への連絡方法を具体的にご紹介します。
電話で連絡をする場合
そこまで大きな怪我ではない場合、電話を掛ける時間帯がとても重要となってきます。
例えば筆者の保育園では、午前中に起こった怪我はお昼に、午後に起こった怪我は夕方にかけるなど、保護者の仕事が落ち着いていそうな時間を見計らって連絡をするようにしています。
ただ、怪我をしてから連絡するまでの時間が空きすぎないように注意しましょう。
万が一病院に行かなければいけないほど怪我がひどい場合には、なによりもすぐに連絡をいれることが望ましいですね。
お母さんが電話に出なかった場合
電話をかけても、お母さんが電話に出ない場合もあります。
そんな時のために、事前に第2・第3の連絡先を聞いておきましょう。
代わりにお父さんや祖父母に連絡を入れ、説明をすることが大切です。
お迎え時に伝える場合
夕方の自由遊びの時間に怪我をしてしまった場合には、お迎え時に怪我の具合を見せながら説明をします。
どうしてすぐに連絡を入れなかったのか、理由も合わせて伝えましょう。
■説明する際のポイント
働いている時間に連絡を行うので、要点をまとめてスムーズに伝えることが重要になります。
状況を理解している職員が説明をする
お母さんからの質問に迅速に答えられるように、説明は必ず、実際に近くにいて現場を見た職員が行いましょう。
保育士に不手際があって生じた怪我の場合には、担当の職員だけでなく主任や園長も一緒に説明し謝罪をする必要があります。
まず怪我の程度を伝える
保護者が1番に知りたいのは、子どもの怪我がどの程度のものなのかという点です。
転倒でのすり傷や画用紙などで指を切ってしまうといった、日常でよく起こりうる程度の怪我なのか、たんこぶや打撲など完治するのに時間のかかる怪我なのかを1番に伝えることが大切です。
怪我をした時の状況を具体的に伝える
怪我をした時の状況は、なるべく具体的に伝えることが大切です。
- 怪我をした場所
- どのような状況だったのか
- 保育士はその時どうしていたのか
- 何が原因で怪我をしてしまったのか
など細かく説明しましょう。
あいまいな説明だとお母さんとの信頼関係もなくなってしまいます。
怪我をした後の対処を伝える
怪我をした後どのような対処を行ったのかによって、お母さんの園への信頼は変化します。
そのまま放置したのか、保育士が応急処置をほどこし看護師が対処したのかによって怪我の具合も違ってきます。
対処をした場合には必ず、どのような処置を行ったのかを伝えましょう。
家での対処方法を伝える
家で持続的にケアが必要な怪我の場合には、家での対処方法もお伝えしましょう。怪我の程度によっては、家での対処方法のみ看護師から説明するのもいいですね。
お風呂での怪我の洗浄方法やガーゼの張り替えが必要な場合にはその頻度などを説明しましょう。
まとめ
保育園からの連絡は保護者もドキッとするものです。
ポイントを押させて伝えることで保育園での出来事をスムーズに伝えることができます。
連絡手段
- 電話連絡が基本ですが、時間帯によってはお迎えの時間にお伝えします。
- お母さんが電話に出られなかった場合には、他の家族に連絡を取りましょう。
説明する際のポイント
- 状況を理解している職員が直接状況を説明しましょう。
- 怪我の程度によっては主任や看護師も一緒に説明することが望ましいです。
- 怪我をした時の状況は具体的に伝え、その後の対処方法も伝えましょう。