保育士の体調不良はこう乗り切る

2021.04.04
お役立ち情報
保育士の体調不良はこう乗り切る

責任感が強ければ強いほど、体調不良時のお休みは心苦しいですよね。誰しも体調が悪いときはあります。まずはできる限りの対応をして、元気になったら全力で保育に取り組みましょう!

気を付けていてもなってしまうのが体調不良です。
私も1年目の時には数か月に1回体調を崩し、休むたびに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

担任を持っていたり、行事の直前に体調不良になってしまったらなおさらですね。
それでも体調は崩してしまうものです。

そんな体調不良時の乗り切り方についてお伝えします。

 

■休む時のマナー

体調を崩した時「休むのが申し訳ない…」「ちょっと頑張れば出勤できるかも…」と思いがちです。
私も無理を押して職場に行き、結果次の日に発熱したということがありました。
数日間休まなければならなくなり、職場により迷惑をかけてしまった苦い思い出です。

保育士の場合、子ども達に移してしまわないためにも仕事を休む選択はとても大切です。

 

職場・主任への連絡

前日から体調が優れない場合には、前日の夕方に連絡をいれておくようにしましょう。

しかし「起きたら急に体調が…」という場合もあります。
当日の朝になって体調が優れない場合は、自分の出勤時間の前に連絡を入れましょう。

職場に連絡を入れるだけでなく、学年主任や同じクラスのリーダーに直接コンタクトを取ることで、その日の状況把握や引き継ぎがしやすくなり、自分も職場も安心できます。

 

他の保育士とのシフトの調整

ある保育園では前日に体調が優れない場合、主任とともに他の職員と連絡を取ってシフト変更の交渉をします。
フリーのパートさんや手が空きそうなクラスの職員に声を掛け、代わりの出勤をお願いします。
代わりに出勤してくれる職員が見つかったら、出勤時に必ずお礼を言いましょう。

 

休んだ日の夕方にもう1度状況を連絡する

職場では休んだ職員の体調が回復傾向なのか、それともまだ急性期なのかがとても気がかりです。
次の日もお休みする可能性がどの程度あるのかを把握しておきたいからです。

夕方の保育が落ち着いている時間帯にもう一度連絡を取り、今の状態と明日どうしたいのかを伝えることが大切です。

 

■職場で体調を崩した場合

休むことが1番ですが、そうはいっても職場で急に体調を崩してしまうこともあります。
それが行事の当日ならなおさら言い出しにくいかと思います。

 

同じクラスのリーダー・職員に話しておく

体調が優れない場合には、すぐに同じクラスの職員に話しておきましょう。
子どもが早めに降園した場合や保育が落ち着いている場合、もしくは他のクラスの職員が代わりに入れる場合には帰宅を促されることもあります。

私の経験の中でも、体調不良を言い出せなかったことがあります。
帰り際に体調が優れない様子を周りの職員に見られた時には「言って欲しかった、帰らせたのに…」と言われました。

「心配をかけてしまうんじゃ……」と思わずに、思いきって話しましょう。
言わない方がかえって心配させてしまうかもしれません。

 

休憩時に熱を測る

発熱すると感染症の疑いもでてきます。
少しでも体が熱いと感じたら、時間の取れる時に熱を測りましょう。

発熱にいち早く気付くことで、周りの職員や子ども達に感染させるリスクを軽減させることができます。

 

無理をしない

何よりも、無理をしないことが大切です。
職場で体調を崩してしまった時には、体をいち早く休ませる方法をとってください。
休息が体調を回復させる一番の方法です。

 

まとめ

仕事を休む

朝と夕方に職場に連絡を入れ、主任と直接話しましょう。
代わりの職員を見つけることも大切です。

職場で体調を崩した場合

同じクラスの職員には話しておきましょう。
自分の体調の変化に気を配り、発熱が確認された場合には主任と相談し帰宅しましょう。

とにかく無理をしない

とにかく無理をしないことが体調不良を乗り切る1番の方法です。